心霊スポット調査団が行く
「沖縄市内のハンバーガー店での心霊話4連発」の巻


 沖縄市内にある某ハンバーガーショップの2店舗は 「出る」ことで地元では有名だ。さっそく王直属の 心霊スポット調査団のH団員が決死の覚悟で調べた。

 A店の男子更衣室のドアの風機構部分は壊れている。 事務所に行く前にはその更衣室を 通らないといけない。
 ある日、○○君が男子更衣室で休んでいると、 その壊れた風機構から事務所に行く女の足を見た。 ○○君もその直後に事務所に行ったが、誰もいない。 TVだけがついていた。

 A店の○○君は霊感が少しある。 霊気を感じると左肩が少し重く感じる。 バーガーを作っている時、左肩が重くなった。 厨房と客席を仕切っている胸の高さほどの壁の上から 誰かが厨房をのぞいていて、隠れた。 そのすぐあとにその客席に行ったが、 誰も座っていなかった。

 A店では新しくバイト生を募集することになった。 面接は事務所で行う。応募してきた女性は 事務所で待っていた。 面接官であるマネジャーはまだ来ていない。 なのに彼女は一人でぶつぶつと何かをしゃべっている。 「……こっちこないで……」と。 その後彼女は「こちらでは働けません」と辞退した。

 B店のドライブスルーは狭く、車が1台通り抜けるだけで 一杯だ。ドライブスルーの前に来ると、センサーが反応し、店内ではピンポーン と音が鳴る。
 ある日、スルーの前を子供が走り抜けていくのが 画面に写り、センサーもピンポーンと反応した。 ところが。商品受け渡し場所の窓口からのぞいても 誰もいない。もし、この子供が引き返したのなら、 またピンポーンと鳴るはずだし、画面に子供が映るはずなのだが。
 B店の近くには水子の碑がある。






©2001, 有限会社沖縄王