キジムナーが飛び出してきたと思われる茂み。
「お墓があるんです」と宝島太郎


現場で「キジムナーはここにポトと降りたんです」と指さす宝島太郎。 写真右手前から降り、数歩歩いたあと、後ろに見える赤い建物に向かって飛んだ


赤い建物を正面から激写


神社の中にあるガジュマルの木。キジムナーはここに生息しているのか!?

キジムナーを見た!


 キジムナーを見たことのある人、手を上げて。 「は〜い」と元気よく両手を上げているのは、 沖縄在住正体不明神出鬼没の宝島太郎だ。 というわけで、 宝島太郎の恐るべき目撃談を紹介しよう。

場所は豊見城の瀬長島入口付近。 あそこに赤く塗られた神社があるの知ってますか?  あそこで見たんです。キジムナーを。深夜の3時頃。 しかも3mと離れてない至近距離から。

 私一人だけの目撃なら幻覚で済ませられますが、 観光で来ていた女の子も一緒に見たんです。 何故観光客が、しかも女性が一緒だったかって?  それはスペースの都合で割愛させてもらいます。

 車であの神社の前を通り、バイパスを横切って 瀬長島へ行こうとしたその瞬間!!  瀬長島に向かって右手の空中からイキナリ、 本当にイキナリですよ。車の前方に着地してきました。 ポト。

 私は思わず車のライトをハイライトに してしまったんです。 スポットライトを浴びたキジムナー君。 2〜3歩あるいたかと思うとまるでウルトラマンのように 一直線にあの赤い神社に飛び去って行きました。

 その風体はまさに伝説の通り。 もっと詳しく説明すると、小人レスラーのように 浅黒い体にアンバランスな筋肉が隆々としていました。 言いかえればその筋肉の凹凸が分かるほどの近場で目撃したってことです。

 その後の私たちのパニックは相当なもんでした。 皆さんもこれからアソコに行く時はこの話を 思いだしてね〜。

 宝島太郎とともに私・国頭太郎はさっそく デジカメを手に現場検証をした。 目撃した日は台風の影響で 激しい雨が降っていたそうだ。そんな時に 突然ポトと降りてきて、モンローウォークのように 歩いたキジムナー。でも不思議なことに、 宝島太郎の記憶にはキジムナーの 下半身しかない。上半身の記憶は見事に消されている、 のかも。
 会いたい人は行ってみよう。現場は豊見城村瀬長(地図参照)だ。





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