アイスクリン娘全記録その3

 7月8日。沖縄の風物詩とも言える強くて刺すような日差しが、 この日に限っては雲のお陰でそれほど暑くなかった。 雲の多さから嫌な予感はしていたが、 まだ晴れていることだしというわけで、 今回はちょっと足をのばして 名護市の北部・羽地方面のアイスクリン少女を追ってみた。

 崎原由貴さん(名護高1年)
 大宜味村の近く、民家が1軒もないような国道58号線で 一人で売っていた。雨が降りそうな天気だったので、雨対策を聞いてみたら、 「とりあえず、雨宿りをする場所を探すか、傘をさして雨がやむのを待つよ。 相当激しい雨が降ったら、迎えがくることになってる」。 でも、彼女がいた場所の周辺には雨宿りをするような場所がなかった。 ただ、目の前が海なので、晴れた日はとても景色がいいだろうな。

 小浜千絵さん(名護高1年)
 お客さんにはどんな人が多いかと聞いてみると、 「ここでアイスクリンを買っていく人は、小さい子が多い。 国頭でやったことがあるけど、買っていく人は少なかったよ」。 確かに、この地域で取材をしている時に、 色が真っ黒な小さな子どもたちをあっちこっちで見かけた。


 速報! 「NEWアイスクリン」発見!
 パラソルが赤と紺(?)で、従来のアイスクリンと 非常によく似た「NEWアイスクリン」を発見した。  今のところこの「NEWアイスクリン」は、 恩納村より北の地域でしか見かけない。
 アイスクリンを売っている手前には 通常アイスクリンの絵標識がある。 「NEW」の絵標識は色などに 微妙な違いがある。何だかあやしい。 そこで「NEW」をさっそく食べてみることにした。 アイスクリン自体はよく似ている。 味は、本家(?)と違ってかなり薄い。 つまり甘くない。そしてシャーベットに近い。
 さてさて、これはライバル社出現か!?  それとも姉妹社がやっている アイスクリンなのか? (H)





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