ヘルシーライフを応援してくれるレストラン「七草」


オーナーの玉代勢都さんは食材の栄養に詳しい


自然食品などの販売コーナー



住所:浦添市安波茶2-20-5
地図
電話:098-877-9194
営業時間:月〜金 午前11時30分〜午後7時
土 午前11時30分〜午後3時
定休日:日曜・祝祭日
駐車場:4〜5台分



玄米菜食レストラン「七草」

 60代後半になる私の母は血糖値が高めなので、 普段から食事には人一倍気を使っている。 母と共に外食をするたび、自称「親孝行娘」の私は頭を悩ませてきた。 外食は、どうしても脂っこい高カロリーの食事になりがちだ。 しかし薄味で低カロリーな食事を好む母を満足させるお店は、 これまでなかなか見つけることが出来なかった。そんな私が探し求めて、ようや く見つけたお店が今回紹介する「七草」だ。私のような “孝行娘”に限らず、食事に気を配るすべての方々に紹介したい 玄米菜食レストランである。

 お店を引き継いで3年目になるオーナーの玉代勢都さんは、 もともと七草の常連さんだった。七草を訪れるお客さんは多かれ 少なかれ健康食に関心を寄せている。玉代勢さん自身、 健康食や栄養学に関心を寄せ続けてきたというだけあって、 食材の栄養について豊富な知識を持っている。 店内左側の壁にはホワイトボードが設置されている。 取材時は「手軽な玄米食健康法」が記されていた。 玉代勢さんは時間に余裕がある時に、内容を書き換えている。 このホワイトボードを通して、あらゆる健康食品の良さを お客さんに伝えているのだ。

 七草で使われる野菜は南米産のエリオッティという松でつくられた農薬を除去する 洗剤で丁寧に洗われる。食材だけではなく調味料も 玉代勢さんが厳選したものを使用している。 旬の野菜をアレンジしてメニューに取り入れているが、可能な限り、 食材そのものの味を引き出すように努めている。

 お薦めメニューは何と言ってもランチバイキングだ。 取材時のメニューは、玄米、ひじきいため、カボチャとジャガイモのコロッケ、 ゴボウ天ぷら、モズク天ぷら、にんじんとレーズンの酢漬け、きのこたっぷりス パゲティ、冬瓜のスープ、ゴーヤーゼリーだった。どれも体に優しく染み込んで いく感じだ。玄米はかめばかむほど味が出る。 「玄米食を続けると白米では物足りなくなる」と以前耳にしたことが ある。箸をすすめながら、「まさしくその通り」と思った。

 玄米を頬張りながら思ったことが、もう一つある。 体に優しい食事を心がけている玉代勢さんやお店のスタッフの方々の 肌の美しさだ。それはもう思わず見とれてしまうほどだ。 吹き出物がなかなか治らない私は恥ずかしさを感じつつ、 食の大切さをあらためて実感した。 「私も玉代勢さんの肌の美しさを目指すぞ!」と密かに決意した。

 店内の一角には健康食品を販売するコーナーが設けられている。 持ち帰り用の弁当があるのはうれしい。取材を終えた私は、 母のお土産に弁当を持ち帰ることにした。 母は「おいしい」と予想通りのリアクションを示した。 これで、私の“孝行娘”の株はさらに上がってしまった……はずよ。(沖縄王・ 新屋敷弥生)


<メニュー>
ランチタイムバイキング(午前11時30分〜午後3時) 大人850円、子ども600円

ティータイム(午後3時〜同7時)メニュー
七草定食(ハーブティーまたはコーヒー付) 1000円
全粒粉パンのサンドイッチセット(ハーブティーまたはコーヒー付) 600円
手作りケーキセット(ハーブティーまたはコーヒー付) 550円
ぜんざい(アイスまたはホット) 400円
羅漢果ジュース 500円
生さとうきびジュース 500円
生野菜ミックスジュース 500円
生パインジュース 500円
生よもぎジュース 500円
たんぽぽコーヒー 350円
ハーブティー 350円

持ち帰り用メニュー
お弁当(大) 550円
お弁当(小) 380円
玄米のみ(大) 400円
玄米のみ(小) 250円
おかず(大) 400円
おかず(小) 250円





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