皿Saraの外観


おいしいお酒の種類も豊富!


座席は掘りごたつになっているので、ゆったり過ごせる


皿 Sara のオリジナル・ロゴ


住所:南風原町与那覇548-1
地図
電話/ファクス:098-888-5008
営業時間:午後6時〜午前2時(ラストオーダー午前1時)
定休日:日曜
駐車場:あり


おいしい料理とお酒を心ゆくまで楽しめる
「料理酒場 皿 Sara」


 今年4月2日にオープンしたばかりの新しいお店だ。 我が沖縄王は4月1日の創刊だから、業界(?)は異なれど「同期じゃん!」と 思わず親近感を抱く。

 それに何を隠そう、「沖縄王」読者から届いた2通目のメールが 「私のオススメのお店」で、このお店「皿」を挙げていたのだ。 メールを送ってくれた匿名希望さんによると「料理・お酒は勿論のこと、 スタッフも感じの良い方々で楽しい夜をすごせました。女性だけでも 気軽に入れるお店です」とのこと(沖縄王「投稿メール紹介」の中の「中南部 の人注目のお店!」参照)。

   実は、取材とは関係のない全くのプラーベートで 週末の夜を私は親友と過ごしたことがある。匿名希望さんのおっしゃる通り、 女性だけでも気軽に入れ、十分楽しめた。

 料理酒場と銘打つだけあって、イタリアンやフレンチをベースにした 料理はどれをとってもおいしいし、お酒の種類も充実している。 お店のオリジナルTシャツ(通称「サラティー」・店内で販売中!)を着た 気の利くスタッフの笑顔も最高だ。 靴を脱いで店内に入り、席につくと、食前酒にはもってこいの梅酒が 運ばれてくる。おいしいパンは食べ放題だ。 日替わりの料理はバラエティーに富んでいる。 店内の壁に、「軽く一皿」「本日の鮮魚・肉料理」「サラダ」「パスタ・ごは ん」 などが記されているので、友達と相談しながら好みのものを チョイスしよう。お酒のおつまみ程度の量を味わうこともできるし、 しっかりと食事をとることもできる。

 私はここで生まれて初めて「フォアグラ」を口にした。 口の中でとろけるなぁんともいえない軟らかさ、ソースもフォアグラのおいしさ を 見事に引きたてている。おかげで、ついお酒もすすんでしまった。 とてつもない高級品というイメージのフォアグラだが、 2〜3人でほどよく食べられる量を780円というお手ごろ価格で提供している。 店長の仲宗根靖人さんによると、儲けを度外視した価格設定らしい。 これも「気軽に洋食とお酒を楽しんでほしい」という思いからだ。 「気取らずにフォアグラを箸でつつきながら、 島酒を飲んでもいいんじゃない?」とおっしゃる。 うん、賛成、賛成! そして、食事の最後には冷たいシャーベットがお目見えす る。 お口直しという感じで、これがまたいい。

 仲宗根さんは脱サラ後、食の世界に入った。 「料理の世界は厳しいし、腕のいい料理人はいくらでもいて、 上を見ればきりがない」と話す。だからこそ、心をこめた 料理づくりをモットーとしている。 「一品だけ注文したお客さんにも満足していただきたい」という 仲宗根さんによって名付けられた「皿」という店名には、 「一皿一皿に心をこめて取り組んでいきたい」という思いが込められている。

 もともと料理好きだったという仲宗根さんは 「好きなこと(おいしい料理でもてなすこと)で飯が 食えるのですから幸せなことですよ。そういう意味ではプロ野球選手と同じで す」と 話す。オープンしたての苦労は少なくないはずなのに、 仲宗根さんはとても前向きだ。 テンポのある楽しい会話の中にお店にかける男の熱い情熱と お客さんへの細やかな心くばりがさりげなく伝わってくる。そんなイキな店長さ んだ。

 私がプライベートで訪れた土曜の夜はそれこそ お客さんが次から次へと訪れていた。カウンター席でしぶ〜くグラスを傾けてい る おじさまが一人座っていた以外はすべて女性客で、年齢層は幅広い。 掘りごたつのテーブル席には摸合グループと おぼしき女性たちがユンタク(おしゃべり)に花を咲かせていた。 みんなリラックスして楽しんでいるから、ついつい長居となる(私もそう)。 だから、特に週末などは、あらかじめ電話で予約を入れておいたほうが無難だ。

 グループで訪れたお客さんの一人が、別の友達を連れて再度、店を訪れる。 さらにその友達が別の友達を連れてやってくるという具合に、 まさしく口コミでお客さんが広がっている。 「ねずみ講みたいでしょ」と、仲宗根さんは笑い、そして、 すぐに真顔で付け加えた。「マジでありがたいです」。 「あの子とあの子に声をかけて、また訪れよう」。 まだ「皿」を知らないはずの友達の顔を思い浮かべながら、私はお店を 後にした。(S)


メニュー

(泡盛)
仁風 2300円
郷天(5年) 2300円
くら 2000円
菊之露ブラウン 1800円
残波(白) 2500円
一合 550円〜700円
ウッチン茶も用意できる

(日本酒)
真澄(長野) 700円
上善如水(新潟) 700円
うめ酒 450円

(白ワイン)
アンソロジー・シャルドネ(カリフォルニア) 2500円
アルカモ・ビアンコ(イタリア) 1800円
マアジ・ソアヴェ・クラシコ(イタリア) 2600円
エチャート・カファヤテ・トロンテス(アルゼンチン) 2600円

(赤ワイン)
ウィンダム・エステート・シラーズ(オーストラリア) 2800円
セッテソリ・ボネラ(イタリア) 2800円
アマーノ・プリミティー・ ヴォ・プーリア(イタリア) 2500円
ドメーヌ・モーレル・ラングドック(フランス) 1800円

(ロゼ)
リフレッシュ・アルヴァジア・ロゼ(イタリア) 2400円

(ビール)
キリン一番搾り 480円
キリン一番搾り(小) 350円
シャンディガフ 480円
レッドアイ 500円
カンパリ・ビア 500円

(ノンアルコール)
サラトガクーラー 480円
バージンブリーズ 480円
オレンジクーラー 480円
イタリアンオレンジ 400円
コーラ 380円
ウーロン茶 380円

(カクテル)食前酒として最適
キールロワイヤル 650円
シャンパンフランボワーズ 650円
キール 650円
ミモザ 650円
ベリーニ 650円
泥棒成金 650円

(キリッと飲みすぎ注意)
スプモーニ 550円
ジントニック 550円
カンパリソーダ 550円
キューバ・リバー 550円
モスコミュール 550円
ウォッカトニック 550円
ソルティー・ドック 550円
ボストンクーラー 550円
チンザノトニック 550円




(女性におすすめ甘口タイプ)
カンパリオレンジ 600円
ファジーネーブル 600円
チャイナブルー 600円
マイアミリー 600円
キティ 600円
カシスソーダ 600円
スクリュードライバー 600円
メロンボール 600円
カルアミルク 600円
セックスオンザビーチ 600円
カーディナル 600円
テキーラ サンライズ 600円
グラスホッパー 600円

(うまい! でもキツイ!)
ホワイトレディ 700円
ギムレット 700円
マテーニ 700円
X.Y.Z 700円
ダイキリ 700円
サイドカー 700円
マルガリータ 700円
カミカゼ 700円


※以下は取材時の(日替わり)メニュー
(軽く一皿)
じゃがいものお好み焼き風 550円
マスカルポーネのチーズとクラコット 480円
チーズと大葉の春巻き 580円
マグロとフツのカルパッチョ風 750円
フレッシュフォアグラのポワレマディラソース 780円
ナスとモッツァレラチーズのオーブン焼き 550円
牛ヒレ肉とトマトのミルフィーユ仕立て 850円
野菜いろいろイタリア風ソテー 600円
ふわふわ木の子オムレツ 500円
若鶏のキムチ焼き 600円
ナンのピザ 680円

(本日の鮮魚・肉料理)
ブリのグリエ和風ソース 900円
マグロのたたき香草風味 900円
若鶏とじゃがいものハーブロースト 700円
鴨のローストバルサミコソース 850円
牛ヒレ肉のステーキ味噌風味 1100円

(サラダ)
トマトのサラダ 450円
ブロッコリーのサラダゴママヨネーズ 480円
大根サラダ梅ドレッシング 550円
シーフードサラダ 800円
マチのエスカベッシュサラダ風 700円

(パスタ・ごはん) チンゲン菜とベーコンのトマトスパゲティ− 850円
カラスミの冷製スパゲティー 900円
明太子クリームスパゲティー 800円
木の子和風スパゲティー 800円
中華風まぜごはん 480円

(フレッシュチーズの盛り合わせ) 1000円

(ケーキ2種の盛り合わせ ガトーショコラ・レアチーズ) 600円

皿オリジナルティーシャツ (カラーは赤・黒 サイズはS・M) 2000円



©2001, 有限会社沖縄王