おしゃれな外観


焙煎職人を自任する城田豊店長


モダンな雰囲気の店内。隠れ家的でもある


コーヒー豆の販売コーナー


住所:浦添市港川1−32−2
地図
電話:098−876−4704
営業時間:午前9時から午前0時
  (ランチは正午から午後2時)
定休日:元日
駐車場:4台分
ホームページ


メニュー

幻の珈琲マルティニック(限定品。コロンビア産) 650円
ヨーロピアンブレンド(コロンビア・エチオピア産) 500円
モカフレンチ・カルディ物語(エチオピア産) 500円
コロンビア・スプレモ(コロンビア産) 500円
ケニアAA・キリマンジャロ(ケニア産) 550円
完熟珈琲・アメリカンテイスト(ブラジル産) 550円
カフェインレス・コロンビア・ポパヤン(コロンビア産) 650円

店長オススメ珈琲
キング・マンデリン(インドネシア産)650円

世界のビンテージ珈琲
モカ・マタリスペシャルグレード 650円
カルモ下坂ピーベリー 650円
百年木珈琲(ビンテージグァテマラ) 650円
エメラルドマウンテン 700円
限定品 カロシ・トラジャ 800円
ブルーマウンテン・ウォーレンフォースト・エステイトNo.1 800円

バリエーションコーヒー
エスプレッソ(イタリア直輸入) 400円
カプチーノ(同上) 600円
ウインナーコーヒー 600円
カフェグラッセ 600円
特製コーヒーゼリー 550円

ソフトドリンク
紅茶(ホット・アイス) 500円
オレンジジュース 500円
ココア(ホット・アイス) 500円

特選アイスコーヒー
オリジナルアイス 500円
アイス・アメリカーノ 500円
モカ・フレンチアイス 500円
コロンビア・アイス 500円
幻の珈琲・アイス 650円
キング・マンデリン・アイス 650円

ジェラート・コン・カフェ 700円
ヴィーナ・アイス・カフェ 650円
アイス・モカ・ジャバ 650円
ハニー・アイス・コーヒー 650円
コーヒー・エキス 800円

セットメニュー
キノコとガーリックのペペロンチーニ 1400円
スパゲティ・バジリコ 1400円
和風スパゲティ 1400円
ベーコンとほうれん草のホワイトクリーム 1500円
(スープ、サラダ、飲み物、デザートつき。飲み物はアメリカンコーヒー、ヨーロピアンブレンド、アイスコーヒー、紅茶、オレンジジュースから選べる)

サイドメニュー
自家製チーズケーキ 150円
トースト 150円
ピザトースト 450円
ミックスサンド 500円

サラダ
コンビネーションサラダ 600円

お子様メニュー
ミニオレンジジュースセット 300円
ミニココアセット(ホット・アイス) 300円


グルメ珈琲専門店「カフェ・ド・コロンビア」


 幻のコーヒーがこの店にはある。「マルティニック」という。各コーヒーについて丁寧な説明が記されたメニューには「重厚な味わいの中にもほんのり甘味が感じられ、珈琲通の方に好評の世界No.1に認定されたティピカ種です」とある。

 さっそく飲んでみる。軽い苦味がのどの奥に残るが、あとから甘味が口の中に広がる。ノド越しはすっきりしている。なるほど。深い味わいが楽しめる。人間に例えるならば、人生の酸いも甘いもかみ分けられるようになり、しかし若さは保たれている30代後半といったところだ。

 店長の城田豊さんは言う。「コーヒーの出来具合は豆で80%が決まります。水や淹れ方も20%は関係がありますが、でも、豆がすべてといってもいいくらいです」

 城田さんがコーヒーに関心を抱いたのは10年前にさかのぼる。濃いインスタントコーヒーに砂糖をたっぷり入れて飲んでいた親のもとにいたせいか、コーヒーを飲むことがそれまではほとんどなかった。しかし、ゲーム喫茶でコーヒーを飲んでいるうちに、おいしい店とそうでない店があることに気づく。当たり外れがあるのか? 好奇心がわいてきた。
 建築家の宮脇檀の例を挙げるまでもなく、おいしいものを食べたい人は自分で料理をするようになる。城田さんも例外ではなかった。知り合いから自家焙煎の機械を譲り受け、生豆を買い、つくってみた。おいしい。しかし、もの足りなさがある。

 コーヒーに関する本を読んでみると、昔のコーヒーはおいしかったという記述がけっこうあることに気づいた。「昔のコーヒー」とは、モカとティピカ、スマトラ、ブルボンの4品種(純粋種ともいう)である。品種改良されたり栽培されなくなったりして、味わえなくなってきたのだ。しかし城田さんはあきらめない。探してみよう。

 東京の商社を通して四方八方に手を尽くしてもらった結果、ティピカの入手に成功する。妻の孝子さんや友人たちに試飲してもらい、「おいしい」という評価を得るようになる。

 コーヒー店を開くつもりで会社を辞め、自宅でコーヒー豆の販売を半年ほどしていた時、イタリアン料理の店舗が急に空くことを知り、そこに入ることに決めた。2000年9月26日に開店した。

 エスプレッソ以外はすべて自家焙煎している。2日に1回のペースだから、お店ではいつも新鮮なコーヒーを味わえる。

 「違いの分かる」お客さんが多い。那覇市なら首里や久茂地、泉崎、宜野湾市嘉数、具志川市、沖縄市辺りからのお客さんが多いのが特徴だ。あなたも「違いの分かる」コーヒー通になってみてはいかが。





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